雪の日に高速道路を使う予定がある時は、「布製チェーンって高速道路でも使えるの?」
「チェーン規制が出た時どうしよう?」と不安になりますよね。
金属チェーンほどゴツくなく、装着も簡単な布製チェーンですが、高速道路での扱いは分かりにくいと感じる人も多いはずです。
特に、
- チェーン規制が出ている場合
- サービスエリアで装着できるのか
- どんな点に注意して走ればいいのか
といった点は、事前に知っておきたいところです。
この記事では、布製チェーンは高速道路で使えるのかを中心にチェーン規制時の考え方や走行時の注意点を分かりやすくまとめています。
これから高速道路を走る予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
なお、布製チェーンが雪何センチまで使えるのかや、向いている路面・向かない路面については、
▶布製チェーンは雪何センチまで大丈夫?向いている路面・向かない路面まとめで詳しく解説しています。
布製チェーンは高速道路で使える?
高速道路でも、条件を満たしていれば布製チェーンを使用できる場合があります。
ただし、チェーン規制の内容や路面状況によって判断が分かれるため注意が必要です。
高速道路で行われるチェーン規制は、「チェーン装着」が条件です。
布製チェーンが規制対象として認められるかどうかは、道路会社や状況によって異なります。
そのため、
- チェーン規制の種類
- 布チェーンが対象に含まれるか
- 実際の路面状況
を事前に確認したうえで、使用を判断することが大切です。
高速道路では安全面の影響が大きいため、一般道よりも慎重な判断が必要です。
高速道路のチェーン規制とは
チェーン規制が出る条件
高速道路のチェーン規制は、大雪や路面凍結によってスタッドレスタイヤだけでは安全が確保できないと判断された場合に実施されます。
この規制が出ると、チェーンを装着していない車両は通行できません。
「チェーン」として布製チェーンは認められる?
多くの場合、布製チェーンも「チェーン」として扱われます。
ただし、
- すべての商品が対象とは限らない
- メーカーが「チェーン規制対応」と明記しているかが重要
という点に注意が必要です。
購入時や使用前に、商品説明や公式サイトの表記を必ず確認しましょう。
布製チェーン使用時の注意点
速度制限と走行時のポイント
布製チェーン装着時は、速度を控えめにすることが大前提です。
- 急発進・急ブレーキを避ける
- カーブではスピードを落とす
- 異音や振動があればすぐ確認
安全第一で、無理な運転はしないようにしましょう。
乾燥路を走っても大丈夫?
雪が解けてアスファルトが露出している区間を長く走るのはおすすめできません。
乾燥路を走ると、布製チェーンの摩耗が一気に進み、破損の原因になります。
必要な区間だけ使用し、雪がなくなったら早めに外すのが基本です。
走行中に外れることはある?
正しく装着されていれば、走行中に外れることは多くありません。
ただし、
- サイズが合っていない
- 装着が不十分
- 高速走行をしている
といった場合には、ずれたり外れたりする可能性があります。
サービスエリア・PAでの装着について
装着場所はどこにある?
チェーン規制時には、サービスエリアやパーキングエリアにチェーン装着スペースが設けられることがあります。
案内表示に従って、安全な場所で装着しましょう。
混雑しやすい時間帯
降雪直後や規制が出た直後は、装着スペースが混雑しやすくなります。
布製チェーンは装着が比較的簡単なため、早めに判断して行動するのがおすすめです。
高速道路で布製チェーンが向いているケース
短距離の利用
布製チェーンは、短い区間を安全に乗り切る目的での使用に向いています。
応急的に使う場合
スタッドレスタイヤへの交換が間に合わない場合や、急な雪に備える応急用として、布製チェーンは有効な選択肢になります。
まとめ|高速道路では事前確認が安心
布製チェーンは、条件が合えば高速道路でも使用できますが、過信は禁物です。
- チェーン規制の内容
- 商品が規制対応かどうか
- 路面状況や走行距離
これらを確認したうえで、無理のない判断を心がけましょう。
急な雪に備えて、
事前に布製チェーンを用意しておくのも一つの方法です。
▶布製チェーンの種類や特徴をチェックする
布製チェーンは雪何センチまで大丈夫?向いている路面・向かない路面まとめ
布チェーンが使える雪の深さの目安や、どんな路面なら安心して使えるのかを分かりやすく解説しています。

