賃貸でもOKなお正月の玄関飾りって?
「お正月らしく玄関を飾りたいけど、賃貸だから無理かも…」
そう感じている人は、実は少なくありません。
でも結論から言うと、賃貸でもお正月の玄関飾りは楽しめます。
ポイントは「壁やドアを傷つけないこと」と「サイズ感」。
賃貸OKな玄関飾りには、こんな特徴があります。
- 画鋲やネジを使わずに飾れる
- ドアフック・マグネット・軽量タイプ
- 大きすぎず、玄関の動線を邪魔しない
最近は、しめ縄やリースタイプでも
賃貸向けに作られた軽くてシンプルなデザインが増えています。
「立派じゃないとダメ」「昔ながらの形じゃないと失礼」
そんな心配をしなくても大丈夫です。
今は、さりげなくお正月感が出る飾りのほうが賃貸の玄関にはちょうどいいんです。
次の章では、そんな玄関飾りをおしゃれに見せるコツを紹介します。
お正月の玄関飾りをおしゃれに見せるポイント
お正月の玄関飾りは、たくさん飾ればおしゃれになるわけではありません。
賃貸の玄関だからこそ、「引き算」が大切です。
ここでは、シンプル好きな人でも取り入れやすい、おしゃれに見せるポイントをまとめました。
色は「2〜3色まで」に絞る
金・赤・白など、お正月らしい色は魅力的ですが、使いすぎると一気にごちゃっとした印象に。
おすすめは
- 白+生成り
- グリーン+ゴールド
- ベージュ+赤を少しだけ
色数を抑えるだけで、ぐっと大人っぽくなります。
サイズは「ドアの幅の1/3以下」が目安
玄関ドアいっぱいに飾ると、圧迫感が出やすくなります。
賃貸の玄関なら、控えめサイズのほうがバランス◎。
「ちょっと小さいかな?」くらいが、実際に飾るとちょうどよく見えることが多いです。
飾る位置は「目線より少し上」
玄関飾りは、ドアの真ん中ではなく目線より少し上にくるとすっきり見えます。
ドアフックやマグネットタイプなら、位置を微調整しやすく便利です。
素材感をそろえる
おしゃれに見える玄関飾りは、素材に共通点があります。
- 稲わら・水引
- ドライフラワー
- 木・紙素材
ナチュラル素材を選ぶと、賃貸の玄関にもなじみやすいです。
「お正月らしさ」は、派手さよりも雰囲気で出すのがコツ。
次は、実際に賃貸でも使いやすいおしゃれでシンプルな玄関飾りのおすすめを5つ紹介します。
賃貸でも使いやすい|おしゃれでシンプルな玄関飾りおすすめ5選
ここからは、賃貸でも取り入れやすくて、派手すぎないお正月の玄関飾りを5つ紹介します。
迷ったらこの中から選べば大丈夫です。
① ナチュラルなしめ縄(小ぶりサイズ)
定番だけど、やっぱり安心感があるのがしめ縄。
ポイントは
- 飾りが控えめ
- 色数が少ない
- サイズが小さめ
シンプルな稲わら+水引だけのデザインなら、賃貸の玄関でも浮かずにお正月感が出ます。
ドアフックやマグネットで掛けられるタイプがおすすめ。
② リース型の正月飾り(洋風ミックス)
「しめ縄はちょっと堅いかも…」という人には、リース型がちょうどいい選択。
- グリーン多め
- 金や赤は控えめ
- 丸い形でやさしい印象
洋風インテリアにもなじみやすく、お正月が終わっても違和感が出にくいのがメリットです。
③ マグネット対応の軽量飾り
玄関ドアに直接付けられるマグネットタイプは賃貸の味方。
- 穴あけ不要
- 跡が残らない
- 位置調整が簡単
「とりあえず失敗したくない」人には一番ハードルが低いタイプです。
④ ドライフラワー系の正月飾り
最近増えているのが、ドライフラワーを使った正月飾り。
- 派手さ控えめ
- 色味が落ち着いている
- 大人っぽい雰囲気
シンプル好きな人には特に人気で、玄関が一気に“整って見えるのが魅力です。
⑤ 省スペースで飾れるミニ正月飾り
玄関が狭い場合は、あえて小さな飾りを選ぶのも正解。
- 縦長・細身
- 厚みが出にくい
- ドアの開閉を邪魔しない
「さりげなく季節感を出したい」そんな人にちょうどいいタイプです。
どれも共通しているのは、盛りすぎない・主張しすぎないこと。
次の章では、「そもそもいつから飾る?いつまで?」というよくある疑問を整理します。
玄関飾りはいつから飾る?いつまで?
お正月の玄関飾りは、「いつから飾るのが正解?」と迷いやすいポイント。
基本的な目安は、次の通りです。
飾り始める時期
一般的には12月26、27、28日、あるいは30日に飾るといいといわれています。
- 29日:苦を連想するため避けることが多いので避けたほうがいい
- 31日:一夜飾りといって縁起がよくないので避けたほうがいい
と、言われているため、28日までに飾っておくと安心です。
ただし最近は、「気にしすぎず、自分のタイミングでOK」という考え方も増えています。
無理せず、年内の余裕がある日に飾るくらいで大丈夫。
片付ける時期
玄関飾りは松の内が終わる頃に片付けます。
- 関東:1月7日まで
- 関西:1月15日まで
地域差はありますが、住んでいる地域の慣習に合わせるのがベター。
「そこまで厳密じゃなくてもいいかな」という場合は、1月7日〜15日の間を目安にするといいでしょう。
賃貸なら「外しやすさ」も大事
賃貸の場合は、外しやすく、跡が残らないことも重要。
「マグネットタイプ」や「ドアフックタイプ」なら、片付けもラクでストレスがありません。
次の章では、賃貸の玄関で気をつけたいNG例をまとめます。
賃貸の玄関で気をつけたいNG例
賃貸でもお正月の玄関飾りは楽しめますが、いくつか避けたほうがいいポイントがあります。
「知らずにやってた…」となりやすいNG例をまとめました。
壁やドアに穴をあける
画鋲やネジで固定するタイプは、原状回復が必要になる可能性があります。
「小さい穴だから大丈夫」と思っても、退去時にトラブルになることも。
賃貸では穴をあけない飾り方が前提と考えるのが安心です。
重すぎる玄関飾りを選ぶ
見た目は素敵でも、重たい飾りは注意が必要。
- ドアフックがずれる
- マグネットが落ちる
- 開閉のたびに不安定
軽量タイプを選ぶだけで、ストレスがぐっと減ります。
サイズが大きすぎる
玄関ドアいっぱいの飾りは、賃貸では圧迫感が出やすめ。
- 開閉の邪魔になる
- 通るたびにぶつかる
- 見た目が重くなる
小ぶりサイズのほうが、結果的におしゃれに見えます。
色や装飾を盛りすぎる
赤・金・飾りパーツが多いと、どうしても派手な印象に。
賃貸の玄関では、色数と装飾は控えめが正解。
シンプルな空間ほど、飾りは引き立ちます。
片付けにくい飾りを選ぶ
お正月が終わったあと、外すのが大変な飾りは地味にストレス。
- 結び目が固い
- フックが外しにくい
付け外しが簡単なタイプを選ぶと、最後まで気持ちよく使えます。
「おしゃれにしたい」と思うほど、つい足し算になりがち。
でも賃貸の玄関では、引き算がいちばんの近道です。
ここまで紹介したポイントを押さえれば、迷ったときでも失敗しにくい正月玄関飾りを選べると思います。
まとめ|賃貸でも、さりげなくお正月気分を楽しもう
賃貸の玄関でも、ポイントを押さえればお正月飾りは十分楽しめます。
大切なのは、
- 穴をあけない
- 軽くて小ぶり
- 色や装飾は控えめ
この3つ。
派手にしなくても、シンプルな飾りをひとつ添えるだけで、玄関の印象はぐっと新年らしくなります。
「賃貸だから無理かも…」と思っていた人ほど、気負わず取り入れてみてください。
自分の暮らしに合った、ちょうどいいお正月飾りがきっと見つかります。
新しい年のはじまり、気持ちよく迎えられますように。
